地震が来たとき、どうする?今すぐできる「身を守る方法」
突然ですが、地震って、いつどこで起こるか分かりませんよね。
「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、いざというときに「どうすればいいのか」を知っているかどうかで、安全への道は大きく変わります。
今回は、地震が発生した瞬間にとるべき身の守り方を、シーンごとにわかりやすく解説していきます。
【基本】地震発生時に共通して大切なこと
地震発生時、最も大切なのは**「落ち着いて、身を守る行動をすぐにとること」**です。
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あわてないこと
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まず身を守ること
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情報を確認すること
この3つを意識するだけで、大きくリスクを下げられます。
【シーン別】地震のときの身を守る方法
◆ 家の中にいるとき
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頭を守る:クッションや座布団、本などを使って頭をガード。
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テーブルの下に入る:丈夫な机がある場合はすぐに潜りましょう。揺れが収まるまでは出ないで。
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ガラスや家具から離れる:割れた窓や倒れてくる家具はケガのもと。
☝ 家具の固定やガラスの飛散防止フィルムを貼っておくのも、事前にできる大事な地震対策です。
◆ 外にいるとき
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建物の近くから離れる:看板、ガラス、瓦などが落ちてくる可能性があります。
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広い場所を目指す:公園などの空き地は比較的安全です。
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電柱やブロック塀にも注意:揺れで倒れる危険があるので、なるべく離れましょう。
◆ 電車やバスに乗っているとき
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つり革や手すりをしっかり持つ
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座っているなら、低い姿勢で頭を守る
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非常停止しても勝手に降りない:乗務員の指示を待ちましょう。
◆ エレベーターに乗っているとき
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すぐにすべての階のボタンを押す
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止まった階ですぐ降りる
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閉じ込められたら非常ボタンで通報:無理に脱出しようとせず、落ち着いて待つこと。
家庭でできる事前の備え
地震から身を守るためには、「その場での行動」だけでなく、普段からの備えもとても重要です。
◎ 家庭でできる備えチェックリスト
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□ 家具はL字金具などでしっかり固定
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□ 避難経路を家族で確認
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□ スマホの緊急地震速報をONにする
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□ 非常用持ち出し袋を準備(飲料水、懐中電灯、モバイルバッテリーなど)
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□ 懐中電灯やスリッパをベッドの近くに
心の備えも忘れずに
地震が起きると、身体だけでなく心にも大きなストレスがかかります。
いざという時の行動をイメージトレーニングしておくと、驚くほど冷静に動けるようになります。
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家族で「もしも地震が起きたら?」を話し合う
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学校や職場の避難ルートを確認しておく
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避難所の場所をあらかじめ調べておく
まとめ:一番大切なのは「自分の命を守ること」
どんなときでも、まずは自分の安全を最優先に。
情報収集や避難は、そのあとで構いません。
地震は突然ですが、「備えること」は今日からでもすぐに始められます。
家族、大切な人、自分自身の命を守るために、この記事を参考にできることから始めてみてくださいね。