【身を守る知識】地震発生時の安全情報まとめ|今すぐできる備えと対策
突然の地震、あなたはすぐに安全な行動がとれますか?
「地震っていつ来るか分からないし…」と思っている方こそ、いざというときの“正しい知識”を持っておくことが命を守る第一歩になります。
このページでは、地震発生時の正しい安全行動や、今すぐできる備えについて、やさしく分かりやすくまとめました。
なぜ「正しい知識」が必要なのか?
地震は予測が難しく、ほんの数秒で状況が一変します。
そのとき、「どうすればいいか」を知らないと、パニックになってしまったり、危険な行動を取ってしまうことも。
たとえば…
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揺れている最中に慌てて外へ飛び出す
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窓際で身をかがめてしまう
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停電時に火をつけようとする
…これらは実は危険な行動なんです。
地震が起きたその瞬間、何をすればいい?
🏠 家の中にいる場合
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まずは身の安全を確保! 頭を守り、テーブルの下へ。
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ガラスや家具の倒壊に注意して、窓や棚から離れましょう。
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揺れが収まるまでは、無理に移動しないのが原則。
🏢 外にいる場合
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建物のそばから離れる(ガラスや看板の落下リスクあり)
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ブロック塀や自販機も危険なので近づかない
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公園など広い場所が近ければ、そこへ避難
🚗 車を運転中の場合
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ゆっくりと道路の左側に停車し、エンジンを切る
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カーナビやラジオで状況を確認
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無理な移動はせず、指示があるまで待つ
地震後、すぐに確認したい安全情報
1. 避難所の場所
市区町村の広報アプリや公式HP、防災マップなどで確認できます。
2. 家族との安否確認方法
あらかじめ「集合場所」「連絡手段」を決めておくと安心です。
災害用伝言ダイヤルやSNSも役立ちます。
3. ライフラインの情報
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電気:ブレーカーを落としておくと安全
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ガス:揺れで自動停止することも。点検後に再開
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水道:念のため水を確保しておくと◎
今すぐできる!地震への備えリスト
✅ 家の中の危険をチェック
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重い家具は固定
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出入口や通路にモノを置かない
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ガラスには飛散防止フィルム
✅ 非常持ち出し袋の中身
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水・食料(3日分)
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モバイルバッテリー
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懐中電灯・ラジオ
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簡易トイレ・ウェットティッシュ
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常備薬・保険証のコピー
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現金・身分証明書
✅ 家族で防災ルールを話そう
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集合場所の確認
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小さなお子さん、高齢者、ペットの対応も共有
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定期的に「地震ごっこ」で訓練をしておくと自然に身につきます
地震に強い住まいとは?
住宅の耐震性は、命に関わる大切なポイント。
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築年数に関係なく、耐震診断を受けておくと安心
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木造住宅は、壁や土台の補強でかなり強くなります
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マンションでも家具の配置や固定がカギ!
※自治体によっては、耐震改修の補助制度があるところもあります。調べてみると◎
まとめ|“なんとなく知ってる”を“実際にできる”へ
地震発生時の安全情報は、「知ってるだけ」では不十分。
実際に行動できるように、日頃から準備しておくことが何より大切です。
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家の中を見直す
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家族と話し合う
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防災グッズをそろえる
こうした“小さな備え”が、大切な命を守る力になります。
今からできること、一つずつはじめてみませんか?