小学生にもわかる「地震」ってなに?こわくない防災のはなし
こんにちは!
みなさん、「地震(じしん)」って聞いたことあるよね?テレビやニュースで見たり、実際に体験したことがある子もいるかもしれません。
でも、「なんで地震って起きるの?」「もし地震がきたら、どうすればいいの?」って聞かれたら、ちょっとむずかしいかも…。
このページでは、小学生にもわかりやすく、地震のことや地震が起きたときの行動(防災)について、やさしい言葉で説明していきます!
地震ってどうして起きるの?
地球(ちきゅう)の中は、実はずっと動いているって知ってた?
じつは、地球は「プレート」と呼ばれる大きな板みたいなものが、何枚も組み合わさってできていて、少しずつ動いているんだよ。
このプレートがぶつかったり、ずれたりすると、「バキッ!」ってエネルギーがたまって、それが一気に出ると大きな揺れ=地震が起きるの。
地震が起きたとき、何が起こるの?
地震が起きると、つぎのようなことが起こるよ:
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地面がぐらぐらゆれる
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家の中の物が落ちたり、家具が倒れたりする
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電気や水が止まることがある
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道路がこわれたり、お店が休みになることもある
でも大丈夫!ちゃんと防災の準備をしておけば、安心してすごせるよ。
地震がきたらどうする?「お・か・し・も」のルール
地震が起きたときは、「お・か・し・も」という防災のルールを覚えておこう!
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おさない
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かけない(にげるときに走らない)
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しゃべらない(声を出さず、静かに)
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もどらない(ひとりで家や教室に戻らない)
学校や家でも、このルールを守ることが大事なんだよ。
家でできる!小学生のための防災チェックリスト
「もしも」のときにあわてないように、家族といっしょにチェックしておこう!
✅ 家具はグラグラしないように固定されている?
✅ 懐中電灯(かいちゅうでんとう)やラジオはすぐ使える場所にある?
✅ 非常食(ひじょうしょく)や水のストックはあるかな?
✅ 家族の連絡方法(電話が使えないとき)は決めてる?
✅ 近くの避難場所(ひなんばしょ)を知ってる?
地震のときにこわがらないために
地震はたしかにびっくりするけど、正しい知識と準備があれば、こわくないよ。
学校の避難訓練(ひなんくんれん)やおうちでの話し合いが、命をまもるカギになります。
それに、防災のことを知っているキミは、きっとまわりの人たちを助けることもできるよ!
最後に:地震のこと、家族と話してみよう!
おうちに帰ったら、今日読んだことをお父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんにも話してみよう。
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「うちの避難場所ってどこだろう?」
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「食べものや水、どれくらいあるかな?」
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「地震がきたら、どこにかくれる?」
こんな会話が、家族の命を守る一歩になります。